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2024/03/13|第1回活動報告レポート|【令和6年能登半島地震】ヴィーガン食品物資支援プロジェクト

この度は、【令和6年能登半島地震】ヴィーガン食品物資支援プロジェクトへご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
プロジェクト発足から本日まで、約2ヶ月間の活動をご報告いたします。
 

ご支援について

2024年1月4日から開始した当プロジェクトでは、個人様・事業者様から多大なるご支援をいただきました。
ご寄付の総額:2,878,145円(515件)
支援物資:48種類(4484点)
 
ご協力企業/団体一覧
皆さまからの多大なるご支援を賜り、心より感謝とお礼を申し上げます。
 
※【令和6年能登半島地震】ヴィーガン食品物資支援プロジェクトの支援金募集は、3月20日23:59をもって終了いたします。
 

支援活動実績_2024年1月〜2月

現地調査

2024年1月13日(土)〜1月15日(月)に、現地入りしている支援団体sien sien westとともにブイクック代表工藤が石川県七尾市にて現地調査・支援活動を行いました。
現地の避難所にて、支援物資の運搬、仕分け、仮設トイレの設置、避難者の方々への避難所生活での困りごとの聞き込みなどを行いました。
 

物資支援

「【令和6年能登半島地震】ヴィーガン食品物資支援プロジェクト」でみなさまからいただいたご支援金を原資に、計6箇所へヴィーガン食品(2,214点)・容器/カトラリー(1,050点)を物資提供いたしました。
 
  1. 七尾市/能登町 「一般社団法人 熊本支援チーム」による炊き出し・配布用支援物資として
  1. 七尾市/能登町 「一般的社団法人 熊本支援チーム」による炊き出し・配布用支援物資として
  1. 七尾市 自主避難中のご一家
  1. 志賀町 指定避難所宛・在宅避難の方々宛
  1. 志賀町・輪島市:認証食品支援
  1. 加賀市:2次避難中の方々宛
  1. 羽咋市:在宅避難中の方々
 
初めて食べる食品でも、ヴィーガンやアレルギー体質の方が安心してお召し上がりいただけるよう、支援物資の梱包内外に「商品名/数量/原材料/アレルギー/コンタミ/賞味期限」を記載したチラシを同梱・貼り付けを行いました。
 
また、容器や割り箸とともに揃えたカトラリー(スプーン/フォーク/ナイフ)では、お子様でも食べやすいようあえて木製ではなくプラスチック製を選択しました。
(プラスチック製を採用する理由:小さなお子さんが木製の味や香りが気になってしまったり、木製特有の質感で口周りや手の乾燥が悪化しないようにするためです。)
 

ご協力いただいている支援チーム

  • 食愛カフェMina*Hana〜皆花〜(代表吉田様)<HP>
  • のとルネ(代表山崎様)<HP>
  • 森の時間 SNOW HOKKAIDO TAKEAKARI(代表横山様)<HP>
 

今後の取り組み予定について

現在でも、厳しい状況が続くエリアも多く、支援の形においても「昨日必要だった支援が今日には変わり、違った支援が求められる」と日々変化しています。
ブイクックでは、引き続き支援団体との協力体制をとりながら、ヴィーガン食品を必要とする方への物資支援を行ってまいります。
支援いただいた物資・資金は、大切に被災地支援に活用させていただきます。
 

最後に

ブイクック伊藤すみれ

この度は、【令和6年能登半島地震】ヴィーガン食品物資支援プロジェクトへご協力いただき心より感謝申し上げます。
震災日翌日より、代表の工藤とともにプロジェクト準備〜運営に携わってまいりました。
支援チームの手厚いサポートのもと、皆様からいただいた支援金を活用し、企業様からの支援物資をはじめとする多くの食品を現地へお届けすることができたこと本当にありがたく思っております。
今回の支援活動を行う中で、私は「支援活動とは」についてとても多くのことを学びました。
現地のリアルな実情を知りその度に色々な思いが込み上げてきたり、支援側が満足するための活動であってはならないし多くの配慮が必要になるということ、助け合える仲間がたくさんいるんだ!!といううれしい発見などなど…
書ききれないほどの経験を、今後の支援へ活かせるよう精進してまいります。
日常の中で誰もがマイノリティに寄り添えるよう、本プロジェクトはもとよりブイクックは引き続きHello Vegan!な社会の実現を目指してまいります。
ブイクック伊藤すみれ

株式会社ブイクック 代表取締役 工藤柊

2024年1月1日から、既に2ヶ月半が経ちました。「自分たちに何かできないか」と考え、まずはプロジェクトを1月4日に立ち上げ、本当にありがたいことに多くの物資・資金の支援をいただくことができました。
その後、現地状況に合わせた支援の形を、支援団体や経験者の方々に相談させていただき、ご協力いただきながら検討してきました。特に、良かれと思っての活動が、逆に迷惑になることだけはないよう注意してきました。
結果、既に2,000食以上のヴィーガン食品を、現地で必要とする方々の元に届けることができました。プロジェクトを立ち上げてよかったと思うと同時に、支援いただいた支援者様・事業者様に心から感謝しています。
プロジェクトの中で、支援者の皆様からも「自分が同じ状況だったら何を食べるんだろうか…」という声を多くいただきました。このプロジェトを短期的なもので終わらさず、日本で生活する以上避けることのできない震災に対し、ヴィーガン/ベジタリアンの方々が困らない社会を実現するために何ができるかを、長期的な視点で考え続けていきます。
株式会社ブイクック 代表取締役 工藤柊